外国の方によく「が」と「は」の使い方について聞かれることがあります。
「が」と「は」の使い分けは
日本語の「が」と「は」は、とても重要な助詞であり、意味や文の構造を理解する上で深い理解が必要です。以下に、それぞれの助詞の主な違いを説明します
- 「が」:
- 特定の事柄を強調するときに使われます。
- 主語や特定の物事を指定するときに用いられます。
- 動詞や形容詞の後ろについて、主語と述語を結びつける働きをします。
- 「は」:
- 一般的な話題を示したり、対比を表現する際に使われます。
- ある特定の事柄に関して話を進めるときや、新しい情報を導入する際にも用いられます。
- また、対比の中で、他のものとの差異を強調するためにも使われます。
文例
例文1:ある人が車を買いました。
- 「が」を使った場合:「ある人が車を買いました。」
- 強調されているのは「ある人」です。この文では、特定の人が何かを買ったことが強調されています。
- 「は」を使った場合:「ある人は車を買いました。」
- この文では、他の誰かとの対比を暗示しています。「ある人」は、他の人々と比較して、車を買ったことが述べられています。
例文2:私がリーダーです。
- 「が」を使った場合:「私がリーダーです。」
- 強調されているのは「私」です。この文では、私がリーダーであることが強調されています。
- 「は」を使った場合:「私はリーダーです。」
- この文では、他の人々との対比を暗示しています。私は他の人と比較して、リーダーであることが述べられています。
「が」は特定の対象を強調し、一方、「は」は話題や対比を強調するために使われます。
「が」と「は」の違いを説明するための題材について
日本語教室で「が」と「は」の説明を外国の方にするために何を題材にすればいいか他のボランティア先生に聞いてみたところ、「桃太郎がいいよ」という意見をいただきました。
以下の例の通り、「が」と「は」が沢山でてきますね。確かにこのお話をして外国の方に「が」と「は」の使い方になれていただくことが一番いいかもしれません。
昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ選択にいきました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れて
きました。
おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。
そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気
の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。
桃太郎はスクスク育って、やがて強い男の子になりました。


